市塚光学製 KINO-SANKYO 38mm F1.4 三協精機【Dマウントレンズ】
KINO-SANKYO 38mm F1.4は、市塚光学が製造し三協精機に供給していたDマウントの望遠レンズです。
三協精機製作所(現:日本電産サンキョー)はオルゴール製造で知られていた機械メーカーで、コムラーの三協光機とは別の会社です。1957年(昭和32年)から8ミリカメラと映写機の製造を始めました。
市塚光学工業株式会社は東京都新宿区下落合にかつて存在した光学機器メーカーです。主力製品は8mm/16mmシネカメラ用レンズで、主にOEM生産を手掛けるほかに自社ブランドとしてKINOTARやKINOTELといったレンズを発売していました。
KINO-SANKYO 38mm F1.4は、PENTAX Q-S1につけるとフルサイズ換算で約210mm相当の画角になります。最短撮影距離が約60cmで望遠にしては寄れるレンズです。
ZEIKA Nominar 38mm F1.4が市塚光学製ではないかという噂がありましたが、少なくともこのKINO-SANKYO 38mm F1.4とは別物だと思われます。
謎のザイカ【Dマウントレンズ】ZEIKA Nominar 38mm f1.4
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